
好意の返報性とは
好意の返報性とは、相手から受けた好意に対してお返しをしたくなる心理のことです。
例えば、あなたは自分の誕生日にプレゼントをもらったら、相手の誕生日にもプレゼントをあげなければいけないなという気持ちになりませんか?
これがまさに好意の返報性です。
何とも思っていなかった相手でも、誕生日プレゼントをもらったら、何かあげたいなとなるのが好意の返報性なのです。
好意の返報性を恋愛に活用するには
好意の返報性を恋愛に活用するのは簡単で、単純に相手に好意を伝えるだけでいいのです。
そうすれば自分にも相手の好意が返ってきやすくなるのです。
具体的には
・相手の名前を積極的に呼ぶ
・相手の長所を見つけて褒める
・相手の話に興味を持つ
・相手の話でよく笑う
・軽いボディタッチをする
などが効果的です。
このようにさりげなく自分が好意がある事を伝えると、同じように相手も好意を返してくれるでしょう。
そして、相手は好意を返しているうちに、本当に段々とあなたの事を好きになっていくのです。
じゃあ、ガンガン好きな相手に、自分の好意を伝えればいいんだね!
いえ、それでは逆効果になります。
注意しないといけないこと
あまり必死な感じで一方的に好意を伝えるのはいけません。
相手はあなたと同じレベルで好意を返すことができないと、罪悪感を感じてしまうからです。
そして、その罪悪感からあなたを避けてしまう可能性まであります。
好意の返報性を恋愛テクニックとして活用する場合、あくまでさりげなく自分の好意を伝えることがポイントになります。
好意の返報性は営業にも使える
恋愛も営業の仕事も相手に好意をもってもらうのが重要ですね。
なので、好意の返報性は営業にも使えます。
例えば、営業先に商談で向かったある日、到着すると普段にはない脚立が立っている。
聞けば蛍光灯が切れて、交換をするところだという。
しかし脚立に登り慣れていない顧客は、登るのを躊躇している。
「私よく脚立に登り慣れているのでやりますよ!」
古い蛍光灯のワット数と大きさを確認。
「この近くの電気屋さん同じもの買ってきますね。15分で戻ります!」
できる営業マンは瞬時にこれができます。
そんなことを日常的に繰り返していると、商談は簡単に。
「仕事と関係ないところまで手伝ってくれるから、何かしてあげないとなー」
というように顧客に思ってもらえるのです。
好意の返報性を意識して、恋愛も仕事も成功させましょう。